GUIDANCE
保護者井戸端座談会
我が子が選んだ西武台新座中学校
〜第一期生の保護者座談会より〜
第一期生が入学してから早や3年目。あどけなかった子供たちの表情が、ちょっとオトナに成長しました。 そんな第一期生のお母さん方に、西武台新座中学校について、率直な感想をいろいろ語っていただきました。
本校を選んだ理由
Y
ウチは塾には小4から通っていたんですが、もともと受験はあまり考えていなかったんです。自宅がここから近いので、高校は昔からよく知っていたんですけど。そうしたら中学ができることになって、そこに小林先生がいらっしゃるということを知って、娘がぜひ行きたいと。先生は娘の小学校の校長先生だったんですが、娘の悩みに親身になって相談に乗ってくださって。それがきっかけですね。Y
ウチも小4から進学塾に通っていましたが、受験を決めたのは6年生になってからです。夏休みに塾で学校紹介があったんですけど、子供が帰ってきて真っ先に「ここに行きたい」「8月の体験授業に急いで申し込んでくれ」と。私もそれでこの学校を初めて知ったんです。I
Hくんはどうしてここに行きたいと思ったんですか?H
どうも第一期生というのが気に入ったみたい(笑)。それで彼に言ったんです。「第一期生というのは、学校の期待を一身に背負うのよ。それわかってるの?」と(笑)。「それでも行きたいなら、がんばりなさい」と。それで体験授業を受けたら、仲丸先生のことが好きになって、先生の話を聞きたいと言って、説明会は毎回行きました。I
私もここは全然知らなくて、学校情報誌をめくっていてたまたま見つけたんです。「新設校か、ちょっと行ってみようか」と。本当に軽い気持ちで本人連れてきたんですよ。そうしたら、校舎もきれいだし、先生も面白そうで、気に入っちゃって。彼は通訳になりたいという夢があるんです。某球団の選手の通訳という限定なんですけど(笑)。ここの英語の授業時間を見たら、他より1時間多かった。それで、もう少し話を聞いてみようかなと。H
私も授業時間数は見ましたね。多ければいいというわけじゃないですけど、どこにチカラを入れているのかがわかるので。Y
私は、できる子だけを伸ばそうという学校も多いと聞いていて、そういう学校はイヤだったので、2つクラスがあったときに、両方とも同じ時間数があるかどうかをよくチェックしていました。
入学して良かったこと
H
私は一番は、友だちに恵まれたことだと思います。少人数ということも良かったと思いますが、早いうちにほぼ全員の名前を覚えて、誰々くんが今日はどうしたという話は、もう毎日でした。入学してすぐに次から次へと名前がいっぱい出てくるんで、私もほぼ全員の名前や情報が頭に入っていて、初めての保護者会のときは皆さんと初めて会った気がしなかった(笑)。I
それは同感ですね。アットホームというか。ウチは給食の話しかしませんけど(笑)。H
授業が脱線した話だとか、たわいない話かもしれませんが、楽しくなければ、そういう話もしてくれない。やっぱり学校の生活自体が楽しいんでしょうね。先生が一生懸命やってくださっているのも伝わってきますし、子供が一番それを感じていると思います。Y
ウチも楽しく通っています。娘は勉強についていくのが大変で、イヤになっちゃうんじゃないかと心配していたんですけど、学校に行きたくないということはまったくなくて。本人に一生懸命やるという気持ちが続いていることが一番ですね。先生方のお力もあると思います。先生方の面倒見は本当に素晴らしいと思いますね。I
私はやっぱり英語に期待しています。体験授業を大学生のお兄ちゃんと見に来たんですけど、「オレもこういう授業だったらもっとできるようになっていたのに」って言ってました。私も、あの勢いでやっていたら本当に話せるようになるんじゃないかと思います。Y
小学校では英会話教室に通っている子が多くて、授業でしゃべるのはそういう子。ウチの娘は黙っている。でも本人はしゃべれるようになりたい。私は、まず大切なのは嫌いにならないことだと思っていまして、嫌いになるとカラダに入って来ない。私は先生が嫌いで英語嫌いになったこともありまして。なので、仲丸先生の話を聞いてちょっとビックリしたんです。主人と一緒に説明会に来て、面白いね、と。I
私も、きちんと使えるものを教えてあげるという姿勢が伝わってきました。他の学校とはちょっと違うな、と。H
私の時代は発音記号なんてありましたけど、もちろんそんな教え方はしていない。耳で覚えるように感覚的に教えていますよね。この前、親戚とカラオケに行ったんですけど、息子は英語の歌を歌ったんです。「1年で英語の歌が歌えるんだ」ってみんなビックリしてました(笑)。Y
受験も大切ですが、大学を卒業した後の長い人生で、どう役に立つのかが重要だと思います。嫌いなものは、社会に出てからも伸ばしていけない。最近、嫌いだった教科が好きに変わってきています。今は、数学が楽しくなってきたと本人は言っていまして。 そういう風にどんなことでも好きになってくれるとうれしいですね。H
あと、公立中学のママ友から「iliadが使えていいね」ということはよく言われます。子供たちの間でもよく言われるみたいで。iliad自体は単なる道具ですから、買えばいいだけのことなんですけど、それを授業で活用して、いろんな情報を教えてくれたり、グループ学習を活性化するのは、とてもいいと思います。Y
グループ学習は、子供たち自身に考えさせることが多いので、ウチの娘はまだちょっと慣れるのに時間がかかっています。でも、今はよくわからなくても、将来にとっては必要だなと。単に知識を教わるだけでなく、自分で何かを組み立てていく、作り上げていく、という体験は、先に行ったときに役立つと思いますね。H
ウチは一学期の頃から、何か考えて学校に提出するというのを、もうエクセルで作っていました。パソコンを使って、いろんなところからグラフを引っ張ってきて貼り付けたりだとか。I
ウチはパソコンはあまりやらない。友だちとラインばっかりやってます(笑)。Y
ウチもそうです。ただ、私がパソコンやっててウ~ンてうなってると、横から来て「これでしょ」とチャチャッとやっていく。H
私なんかだと、ひとつやるのに躊躇しちゃう。これ押していいのかなあ、とか。それがないんですね。「これは大丈夫、こっちはダメ」とか。「なんでわかるの?」って聞くと「わかるよ、そんなの」って。こういうものに対する順応スピードは勝てないですね。
給食のこと
Y
ウチも給食の話は結構多いですね。今日はアタリだったとか、ハズレだったとか。娘の印象では、Iくんはよく食べるって(笑)。I
彼が最初に給食について言ったことが「お母さん、あんなに残してもったいないね。せっかく作ってくれてるのにね」って。「みんなそんなに少食なの?」って聞いたら「みんな少ししか食べない」って。「だからボク、一生懸命おかわりするんだ」って言って(笑)。H
ああ、そういうことだったんですね。Iくん、エライ!Y
給食の始まる時間も11時45分からというのは早いと思うんですよ。ウチは学校まで近いので、電車で通学する子に比べたら、朝食を食べて、お腹がすく前に給食になって、食べられない。H
ウチも、朝ご飯をきちんと食べなさいって言うと、給食が食べられなくなるって言います。給食の量も小学校から比べると増えているかもしれないですね。Y
そうですね。女の子にとっては量は多いかもしれない。I
高校との時間割の関係で仕方ないのかもしれませんが、そこはもう少し改善できるといいなと思いますね。 でも、給食があるのはありがたいです。お弁当は親の愛情表現だなんて言われても、結局大変になって冷凍食品を詰め込むだけになっちゃうし、夏は傷みやすくて心配だし。H
それと、ここの給食は、子供にも保護者にもおいしいと評判がいいですね。
制服のこと
Y
制服もすごく評判いいです。娘も私も気に入っています。ご近所でも、カワイイってよく言われて、それは本人もうれしいですよね。H
男子の制服も、ウチは小学校の卒業式に着たんですけど、ものすごく評判が良かった。親戚中からカッコイイと言われました。Y
女子の制服は、ちょっとしたところがおしゃれなんです。例えばセーラーは、普通だったら白テープですけど、ベージュの刺繍になっていたり、ポケットもリボンになっていたり。 前ファスナーなので着やすいし、リボンとすそとのバランスも絶妙。でも、一番のポイントは紺のソックスかもしれない。白じゃないところがいいんです。I
ウチはもう、1年経たずに制服がパツパツになっちゃって、夏ズボンを新しく買いました。大きめを買ったんですが、成長期なんで間に合わない。Y
詳しい方に聞いたら、クロスや縫製もしっかりしているらしくて、そのわりにリーズナブルなのもありがたいですね。成長期を考えると。
受験生の保護者様へ
I
学校選びは、ある程度子供の意見を聞いて、親が押し付けないことが大切だと思います。ほんの小さなイヤなことがあると、お母さんが決めた学校だから、になって、すごく大きなイヤなことになってしまう。ウチのお兄ちゃんのときに偏差値だけで決めてしまって、そんなことがありまして。H
ウチも、本人が行きたいという気持ちを大切にしました。やっぱり入ってから「こんな学校行きたくない」になったら不幸ですから。私としては、行くなら男子校を考えていたんですけど。Y
私もせっかく私学に行くなら、女子校で女の子の教育を学んだ方がいいかな、とは思っていましたが、本人の希望を優先しました。そのためにも、いろんな学校を子供と一緒に見た方がいいと思います。私も15校くらいは回りました。H
説明会だけじゃなく、学園祭も、生徒のナマの姿がわかるので、ぜひおすすめします。ウチの子も、実際に先輩と触れ合ってイメージがずいぶん変わった学校がありました。I
学園祭は学校の中が見えますよね。偏差値の高い学校でも、なんか雰囲気があまりよくなかったり。そういうことは、大変ですけど行って見てみないとわかりません。本校もぜひお子様と一緒に見て、納得できるまで何度でも足をお運びいただけたらと思います。
よくあるクラブ活動の質問に、私たちがお答えします。
- クラブ活動は、どのような状況ですか?
- 第一期生は生徒数が少ないため、希望者が高校のクラブに参加させてもらって一緒に活動しています。スポーツ系クラブを中心に、1名から数名単位で、いろいろなクラブに参加しています。高校生の先輩たちが弟や妹のようにかわいがってくれるという話も聞いています。
- クラブ活動の時間は、どのくらいですか?
- 7時間授業が週2日あるため、クラブ活動は週3日となり、中学生は最終のスクールバス(6時半)に乗れる時間に終了します。
- サッカー部に入りたいのですが?
- 西武台高校はサッカーの強豪校として知られていて、人工芝の素晴らしい専用グラウンドもあります。それだけに、練習もかなりハード。中1レベルで一緒に練習するのはなかなか困難で、中学生だけで練習をしてきました。ウチの子もサッカー部なのですが、今年から第二期生の参加があり、ようやく大会に出場できる人数になって、とても喜んでいます。ぜひ本校に入学して、中学サッカー部を高校のように強くしてください!
- 新しいクラブは、希望すれば作れますか??
- そういう例はまだありませんが、スポーツ系でも文化系でも、高校にないクラブで、ぜひ作りたいという希望があるなら、先生に相談してみてください。高校にクラブがあっても、中学だけで作りたい、ということも可能かもしれません。西武台新座中は、これからみんなで作り上げていく学校です。誰かの勇気ある第一歩があって、初めて伝統は作られます。がんばってチャレンジしてみてください。
おいしく楽しい給食
給食は、高校生と時間を分け、中学生だけでゆっくり食事をとります。出来たてをすぐに提供できるよう、カフェテリアにオープンキッチンを併設し、ほとんどを手作りで作っています。野菜や魚を多く取り入れるなど栄養バランスを考慮しながら、飽きがこないようにメニューのバリエーションを工夫。月2回の選択メニューや学期末のバイキングなどの「お楽しみ」も用意し、大切なコミュニケーションの時間をサポートしています。ちなみに人気メニューは、ラーメン、オムライス、チャーハンなど。機会がありましたら、ぜひ試食してみてください。