難関大学合格者インタビュー東京工業大学合格

難関大学合格者インタビュー東京工業大学合格

鈴木 泰雅さん
東京工業大学 理学院

東京工業大学合格おめでとうございます。心がけた勉強法はありますか?

ありがとうございます!僕は深く理解できないと学び進んでいけないタイプで、高校時代は基礎を理解することに集中しました。たとえば専門的な話になりますけど、物理のエネルギー保存則を書くための根底には運動方程式があって、その辺を知っていると「なるほど!」と、あいまいさがなくなるんです。ですから理解して自分のものにしてから、問題演習などに取り組むようにしました。こうした勉強法で物事の本質を捉えて、学習していくことを心掛けました。

西武台の先生や授業について印象に残るエピソードがあったら教えてください?

質問に行けばいつでも快く教えてくれるのが西武台の先生方です。職員室の前でホワイトボードに書きながら、理解できるまでとことん教えてもらったのは良い思い出です。また、中高一貫で西武台に通っていたので、英語の授業は6年間同じ先生に教えてもらいました。ここの中学校は英語の授業に力を入れていて、「聞く」「話す」「読む」「書く」の力を早くから向上させることができたと思います。英文の本も読むようになり、英語で教養って身に付けられるんだって思うようになりました。

在校中は生徒会活動にも力を入れていました。3年時には生徒会長として会議の進行役を務めたのですが、生徒会のメンバーは自分の意見を通したい人が多く、なかなか意見がまとまりません。そんなときに助けてくれたのが顧問の先生です。みんなの発言を客観的に分析してくれ、適切なアドバイスをしてくれました。ここで得たことは客観的なモノの見方の大切さです。やりたい勉強はたくさんあるものの時間は限られているので、いま自分が何をすべきかを冷静に考えることができました。

西武台は受験対策の講座や合宿があると聞きましたが活用しましたか?

各種講座や勉強合宿など、西武台が用意してくれたものは活用してないものがないほど参加しました。なかでも、放課後講座は少人数で行われていて受講者に合わせた内容で教えてくれるのがうれしい講座でした。時にはマンツーマンで教えてもらえることもあり、100人規模のクラスで講義を聴くだけの塾や予備校よりも、僕には役に立っていたと思います。自学自習には学校の図書をフルに活用しました。夜の8時頃まで毎日のように勉強した記憶があります。机を並べていたのは、いつもほぼ同じメンバーでしたね。仲良く会話することはなかったのですが、みんなの頑張っている姿を見ると刺激をもらうことができ、無言で励まし合っているライバルのようでした。

大学で何を学びますか?将来の夢を教えてください。

あるとき『ガリレオ』というテレビドラマを観て物理に興味を持ちました。未解決の殺人事件を物理的な知識を活用して解決するストーリーなのですが、とても面白く高校の授業でも物理が大好きになりました。大学では素粒子物理学を学びたいと思います。アインシュタインの相対性理論も関係したりしていて原子の中の中を研究するような世界です。この研究で社会にどんな貢献ができるか、いまはわかりませんが何人もの日本人がノーベル物理学賞を受賞している分野です。将来は研究者になって、人類の発展に貢献できたら素敵だと思います。

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