11月20日（木）に所沢市民文化センターミューズ 大ホールにて芸術鑑賞が実施されました。

今年度の演目はヴォーカルグループ、スターライツ様によるゴスペル・ヴォーカルでした。

そして日本にゴスペルを広めた第一人者のラニー・ラッカー様、オルガニストの川越聡子様をゲストとしてお迎えし、全校生徒で鑑賞しました。

ゴスペルの歴史についても分かりやすくお話しいただきました。伴奏の少ないシンプルな構成だからこそ、歌い手の方々の魂の叫びのような歌声がホール全体に響き渡りました。その歌声には、悲しみの中にある力強さや、自由への切実な願いが込められており、生徒たちも息をのんで聴き入っていました。

映画『天使にラブソングを…』でお馴染みの名曲や、J-POPのコーナーでは「ハナミズキ」「Story」「世界に一つだけの花」といった親しみのある曲も披露してくださいました。ゴスペルにルーツがあったり、その要素を感じられたりする楽曲に、生徒たちも興味津々でした。

また、プログラムの中では本校の校歌も歌ってくださいました。 アレンジなどは加えずそのままのメロディでしたが、プロのゴスペルシンガーの方々が歌うと、その圧倒的な声量と美しいハーモニーによって、いつもの校歌がさらに力強く、素晴らしい楽曲として響き渡りました。

歴史のお話には真剣に耳を傾け、アップテンポな曲では手拍子をして体を揺らし、会場全体が一体となって音楽を楽しむ姿が見られました。 終演後、ホールを出てくる生徒たちのキラキラした表情がとても印象的でした。本物の音楽に触れ、心豊かになる素晴らしいひとときとなったようです。