「英語は日本人にとってひどく難しい外国語です。どこが、どのように難しいのかという前提から出発し、その壁を乗り越える方法を体験してもらうのが「西武台式英語」です。また、「読めるけど話せない」という声も耳にします。西武台新座中学校の英語教育は発音を大事にした教育活動を実施しています。西武台新座中学校の英語教育を通して「読む・書く・聞く」力だけでなく「話す」力も身に付けていきます。
発音・発声をメインにした基礎期の授業

中1の基礎期には、朝の20分でのSタイム(SEIBUDAI TIME)で週3日、英語の発音・発声のトレーニングをします。口や唇の形や舌の動き、息の出し方やその強弱、その息に声を乗せる方法、歯の使い方などをわかりやすく、丁寧に説明することで、英語の発音に慣れさせていきます。
イングリッシュ・
グローバルキャンプ

中2になると、毎年6月に福島県にある「ブリティッシュ・ヒルズ」にて移動教室が実施されます。「ブリティッシュ・ヒルズ」は、中世時代の英国をイメージした語学研修施設で、中1で身に付けた英語力を活用して、過ごしていきます。2泊3日の生活は、オールイングリッシュで行われており、話す力だけでなく、聞く力も磨きをかけていきます。
オーストラリアへの語学研修

中3では、西武台新座中学校で培った英語力を基に、オーストラリアへ語学研修に行きます。現地の生活はホームスティで過ごします。短い期間の中でともに過ごす現地の方と必死にコミュニケーションをとり、相手の話を必死に理解し、自分の考えを必死で伝えるように頑張ります。言葉や異文化の壁を自分自身の力で乗り越えた成功体験は、最高の思い出と大きな財産になります。
ベルリッツ英会話(高校生対象)
特系コースの希望者には、週1回、ベルリッツ英会話が実施されています。ベルリッツ英会話は、外部の講師を招いて、英会話の学習を行う時間です。社会で通用する英語力を身に付けるための力を高校でもさらに養成していきます。
オーストラリア異文化体験プログラム
(高校生対象)


毎年、夏期休業中に2週間の日程で、希望者を対象にオーストラリアで行われます。ホームステイをしながら現地高校に通い、午前中はネイティブの先生による授業、午後は現地高校のエスコート役の生徒とともに授業に参加します。英語の勉強はもちろん、感性豊かな10代でしか体験できない海外の異文化に触れることを目的としています。初めからたやすく意思の疎通ができるわけではありません。もがきながら相互の考えや文化を理解しようとすることこそ、何よりの研修になるはずです。
繰り返し鍛える
スパイラル学習

「わからない」をそのままにしません。中1の2学期からは「習熟度別クラス(Advanced class/Basic class)」を導入し、何度も繰り返して既習事項を扱う「スパイラル学習」によって、着実な学力の定着を目指します。

中学校3年生が
英検3級100%、
準2級20%、
2級10%の取得!!
大学入試改革を見据えて、英検取得を奨励しています。日々の授業の中で英検に関連付けた問題をあつかったり、面接試験に活きるトレーニングを行うなど地道な積み重ねが結果につながりました。また、課外授業として受験級に合わせて参加できる「英検チャレンジ」という講座を設けたり、2次試験を控えた生徒には教員が面接官として練習相手になるなど、きめ細やかなフォローも行っています。
中学では週1回、高校では週2回!
オールイングリッシュの授業も充実!
中学校ではALTの教員によるオールイングリッシュの授業が週に1度行われます。日本人教員から教わった文法事項を使用してペアワークでの英会話を主に行います。英検の面接対策もこの授業で行われ、英検の合格率上昇にも寄与しています。高校ではベルリッツ英会話のプロ講師が授業を行います。生徒同士が関わり合うアクティビティーを豊富に取り入れることで、学び合いに富んだレッスンを展開しています。

口や唇の形や舌の動き、息の出し方やその強弱、その息に声を乗せる方法、歯の使い方などをわかりやすく、丁寧に説明することで英語の発音に必要な形状記憶を実施しています。子供たちも恥ずかしがらずにしっかりと発音をしてくれています。

習熟度別にクラス分けを実施していて、実際に言葉の意味をペアになって考えて答えを出したり、英語を使ってゲームを実施していたりして楽しい授業がたくさんあります。
新しいアプローチのプログラムで、
世界で通用する英語力を身に付けて、
異文化への理解を深めます。
西武台新座中学校では「The JINGLES(ザ ジングルズ)」を日本の中学校では初めて採用しました。 英語を発音・発声するために必要な筋肉を科学的に分析してアプローチしたプログラムです。英語を 発音・発声するときに使う筋肉の違いを理解し、必要な筋肉の発達を促すことで、ネイティブが話す 英語を自然と体に備えることができます。この新しいアプローチで「The JINGLES(ザ ジングルズ)」 は、プロの翻訳者や海外で活躍するビジネスパーソンから高い評価を得ています。授業にプログラム を取り入れることで、短期間で世界標準の英語力を身に付けることを目指します。



英語教育6年ビジョン英語力を武器に、世界の人々と交流し、
他者理解や自己理解を深めましょう。
国境という壁がどんどん低くなり、世界を舞台にビジネスチャンスが広がることは容易に想像できます。英語力は言葉の壁を乗り越えるうえで第一のハードル。しかし、英語はあくまでも道具です。使いこなすことで、いろいろな国の人々と交流し、他者理解・自己理解を深めることが大切です。地球で暮らす人々が一緒に物事を作り上げていく時代は、すぐそこまで来ているのですから。少しくらい失敗してもいいんです。失敗は明日の成功につながる貴重な体験ですよ。
在校生より
授業のフラッシュカードで自然と英単語が出てくるように。
英検準1級に合格できました。
母が空港で外国人の案内役として勤務していた経験があり、小学生の頃から遊び感覚で英語を使うと、正しい発音に矯正してくれました。しかし、塾や英会話教室に通ったことはなく、英語の学習をはじめたのは西武台に入学してからです。この学校は発音・発生に特化したSタイムやザジングルズなど、英語に力を入れてくれています。勉強して理解することで、どんどん英語が好きになっていきました。クラスに帰国子女の友人がいて、ライバルとして競い合えたのもいい刺激になりました。英語は「話す」「聞く」の力はもちろんですが、語彙力が重要だと考えます。この点で中学3年間、ずっと僕の英語担当だった先生の授業が役に立ちました。毎授業の初めにパワーポイントを活用してフラッシュカードをやってくれるからです。何度も反復学習できるので、考えなくても英単語が自然と出てくるようになっていきました。昨年英検の準1級に合格することができたのも、この授業のおかげかなと思っています。将来の夢は医師になること。人の役に立てる仕事に就きたいと思ったのですが、コロナ渦で働く医療関係者を見てさらに想いが強くなりました。いまは大学の医学部合格を目指して受験勉強を頑張っています。